コロナ後初のお茶会。
ゆっくりと日常に戻りつつあるのかな。
まだみんなマスクはしているけどね。
とある男前ネコに飼われる空男ブログ
毎年恒例になりつつある中学三年生を対象とした茶道教室。
昨年は緊急事態宣言で中止。ことしも緊急事態宣言延長で中止かと思いきや、広い体育館で行うことができました。
床に畳を敷いて、間隔をあけての対策バッチリ。
終わった直後に来年もよろしくとのことなので、、、、早く通常のお稽古ができるようになるといいなぁ。
ハイク&コーヒーを目論んでいましたが、92%を超える湿度は山頂を雲で覆い隠し続けるのでした。
ならば明日に持ち越し!ということで、フラりとつくば市のアウトドアショップへ。
ついでにコーヒーブレイク。初めてのスタバにIさんドキドキ?
梅雨明け間近。青い空が待ち遠しいですね。
昨年、護国寺で行われたお茶会の日は、先代トラさんの命日となり、早いもので一年が経ちました。
丁度まるまる1年後の今日は、偶然?にも寅さんの舞台となる葛飾柴又帝釈天でのお茶会。
パラの本格シーズンを迎え、激務の毎日を掻い潜ってのお稽古&お茶会は、まじでデスマーチ。軽く死にそうです。(えー)
ですがなんとか当日を迎えることができました。
素晴らしい庭園。芝生に入っていきなりめっちゃ怒られました。(しょぼーん)
我が陣営の席は不答庵。四畳半の小間と呼ばれる小さな空間で繰り広げられます。
躙り口(にじりぐち)から入場します。刀や猟銃は持ち込むことができません。
お軸はなんと重要文化財。明月記。藤原定家の日記。なぜ我が先生のところにあるのかは不明(えー)
水差しは、ウチの近所で先生が採取した竹。この太さになるのには一体何年かかるのでしょうか。
小間でのお濃茶、本来であれば、13人くらいの入場者でも窮屈なほどなのですが、協会からのリクエスト?でパンパンになるまで押し込むことになるのです。
待合にて入場者を制限しているのですが、偉い?ひとがファストパスを無理やり行使?してバックヤードからまとまって乱入することに。
ジブンの回ではなんと19名!
もちろん入りきるはずもなく、板の間に座る方に加えて、本来水屋と呼ばれるバックヤードにまでお客が入り込んでいるではありませんか。
ギューギューに押し込むものですから、部屋の障子が外れてしまい、バターンと倒れそうになりお客の悲鳴で一時騒然に。
しかし、こんなことはこれから起こる事に比べたら、ほんの序章でしかなく、この時はまだ誰も知る由がありません。
半東のバディは「ディ〇ニーランド並の混雑で」と軽快なトークでお客たちの心を落ち着かせることに成功。
ギューギューパンパン、いやもう入りきってないので、よく分からない状態。
ジブンは進めるしかありませんので、柄杓を置いてスタート。
男手前の見せ場はなんといっても、茶入のクルクルです。
茶入と呼ばれる抹茶が入っている道具をクルクル回しながら袱紗(ふくさ)で清めます。
お濃茶特有の所作で、お薄茶ではない所作になります。
オーラスの先生のお点前。茶入をクルクルしているところ。
抹茶を入れ、お湯を足してコネコネ練ります。
主茶碗は伊羅保、松古窯です。センターが窪んでいるので抹茶が残りやすいので注意深く練りねり繰り返します。
お茶杓は南天の木から削り出したワンオフ、先生の作品。
お湯を足し、いい感じに仕上げて、出袱紗(だしふくさ)と共にお正客様のもとへ。
大仕事を終えて、一安心。ここからは半東のお仕事。
この後の流れとしては、お服加減(おふくかげん)を聞いて、中とじをし、次客様が飲み終えたところでお茶名とお詰めを言ってお仕舞にもっていきます。
が、しかし。
この時このぎゅうぎゅうパンパンの小間で悲劇が起こりました。
障子が外れるだけでもドリフコントみたいで笑えたのですが、それをも軽く凌駕する事例。
ただでさえ、狭い空間の中、身動きが取りづらい上に着物。そんな状況下、半東の右手が勢いよく茶碗の右側面をヒット!
スローモーションになる間もなく、お茶碗は見事にゴロンと中身をぶちまけながら畳を転がりました。
あっ!!!あーーー!!!
タオル!タオル!!!!
水屋から投げ込まれるタオル。
ボクシングでいえば、タオルが投げ込まれることは、戦意喪失、試合の棄権を意味します。
燃え尽きたぜ…真っ白にな…
あしたのジョーであれば、エンディングテーマとともに、エンドロールで終了ですが、これはお茶会です。
代わりのお茶は水屋にいる精鋭に任せ、替え茶碗でお仕舞に持っていきますが、このドタバタ劇はドリフ以上のコントです。笑うしかありません。
大変な珍事が重なって、一生忘れることのできないお点前となりました。
他の席でもこの珍事が話題になっていたとのことなので、
ある意味では今回のMVP?なのかもしれません(えー)
ジブンが点てたお濃茶は、不答庵に全部飲んで頂いたということで、
今回のお茶会レポートはお仕舞にいたします。
一年ほど前からの計画でした。
友人のいる中学校で、卒業生を対象とした茶道教室をやって欲しいと。
先生にこの話をすると、メインでやってみなさいとのことでOKを頂きました。
まぁ一年も先のことだし、まぁいいかって思っていたらあっという間にその日がやってきました。
現地調達品で床の間を作ってしまうところは流石、我が先生。
3クラス三回戦でなんとかコンプリート。
みなさんのご協力のもと無事に終えることができました。
中学校の先生も生徒も喜んで頂けたようでなによりでした。
来年もよろしくって言ってたけど・・・
まぁいいか。一年先だし。
Sさんのご自宅には茶室があって、「いつかお茶会やりたいねー」なんて話していたのです。
10年は経ってないけど随分前のこと。
色々あって、急遽お茶会をやることになったのはいいけれど、準備やらなにやら全然できず。
近所はしばしば通るのだけれど、クタクタのヘロヘロ。
結局前日にちょこっと準備。
家主に丸投げ状態だったのですが、お陰様でとりあえず形になった?ようです。
なにはともあれ今年も無事に過ごせてなによりです。
西新井大師でお茶会です。
先生の席はいつも超満員。ものすごく人気があります。
想定外のところまでお客が入ります。
こうなると水屋はてんやわんや。蔭点も大変なんです。
押せ押せでしたが9席をコンプリート。なんとか無事に終了。
やっぱり飛ぶ方が楽ですね。